Python基本文法まとめ(1) 型・数値・文字列・変数の使い方

自分(初心者)用のPython3の基本文法メモ
第1回目は数値と文字列について

Python3-型-数値-文字列-配列

コメントの書き方

  • #から行末まで
  • """三重のダブルクォーテーションで
    囲むと複数行をまたぐことができる。"""

データ型

データ型の確認方法

  • type(オブジェクト)

数値

整数
整数の型は int
(例) 5 + 2
→7

    少数
    小数は float
    (例) 5 + 2.0
    →7.0

      虚数
      虚数の型は j または J
      (例) 1j ** 2
      →(-1 + 0j)


      整数を小数に変換
      (例) float(2)
      →2.0

        小数を整数に変換
        (例) int(2.9)
        →2
          #ターミナルで実行した結果
          >>> type(7)
          <class 'int'>
          
          >>> type(7.0)
          <class 'float'>
          
          >>> type(1j)
          <class 'complex'>
          
          >>> float(2)
          2.0
          
          >>> int(2.9)
          2




          文字列

          文字列の型は str

            文字列は " か ' で囲む
            "test" でも 'test' でもいい。
            " と ' が両方ある時
            → "What's"

              連結
              文字列の連結は +
              (例) "py" + "thon"
              →"python"

                繰り返し
                文字列の繰り返しは *
                (例) "a" * 2
                →aa

                  数値を文字列に変換 
                  (例) str(2.0)
                  →'2.0'
                    #ターミナルで実行した結果
                    #文字の連結
                    >>> 'py' + 'thon'
                    'python'
                    
                    #文字の繰り返し
                    >>> 'a' * 5
                    'aaaaa'
                    
                    #数字を文字列に変換
                    >>> str(2.0)
                    '2.0'
                    

                    文字列の操作

                    文字列の検索
                    文字列.find(検索する語, 開始位置, 終了位置) 
                    →開始位置、終了位置は省略可能 →1文字目が0
                      >>>'python'.find('t')
                      2


                      文字列1が文字列2に含まれているかを調べる 
                      文字列1 in 文字列2
                        >>> '水' in '月火水木金土日'
                        True


                        文字列を大文字にする
                        文字列.upper()
                          >>> 'python'.upper()
                          'PYTHON'
                          


                          文字列を小文字にする
                          文字列.lower()
                            >>> 'PYTHON'.lower()
                            'python'
                            


                            文字列を置換する
                            文字列.replace(置換前, 置換後, 置換回数)
                            →置換回数は省略可能
                              >>> 'python'.replace('py','mara')
                              'marathon'
                              


                              文字列を区切ってリストを返す
                              文字列.split(区切り文字, 区切り回数)
                              →区切り回数は省略可能
                                >>> '春:夏:秋:冬'.split(':')
                                ['春', '夏', '秋', '冬']
                                


                                リストなどを文字列で連結する
                                区切り文字.join(リストなど)
                                  >>> seasons = ['春', '夏', '秋', '冬']
                                  >>> ':'.join(seasons)
                                  '春:夏:秋:冬'
                                  


                                  先頭と末尾の指定した文字集合を削除する
                                  文字列.strip()
                                    >>> 'www.python.good'.strip('wgdo.')
                                    'python'
                                    


                                    文字列が検索文字で始まるならTrue
                                    文字列.startswith(検索文字, 開始位置, 終了位置)
                                    →開始位置、終了位置は省略可能
                                      >>> 'python'.startswith('p')
                                      True
                                      


                                      文字列が数字を表すものならTrue
                                      文字列.isnumeric()
                                        >>> '100'.isnumeric()
                                        True
                                        


                                        文字列に引数の値を埋め込む
                                        文字列.format(引数1,引数2,・・・)
                                          >>>'このリンゴは{}です。'.format('100円')
                                          このリンゴは100円です。
                                          
                                          #{}は複数入れることができる
                                          >>>'この{}は{}です。'.format('みかん','100円')
                                          このみかんは100円です。
                                          
                                          #{}に番号をつけて引数の番号を指定することができる
                                          >>>'この{1}は{0}です。'.format('100円','みかん')
                                          このみかんは100円です。
                                          
                                          #名前付き引数も使える
                                          >>>'この{fruit}は{price}です。'.format(fruit = 'バナナ',price = '100円')
                                          このバナナは100円です。
                                          

                                          変数

                                          • 変数に代入 変数名 = 値
                                          • 型を定義する必要はない
                                          • 数字からは始められない
                                          • 1文字目はアルファベットか_(アンダーバー)
                                          • 予約語は使えない
                                          • 予約語の確認方法
                                          import keyword
                                          keyword.kwlist
                                          
                                          #結果
                                          ['False', 'None', 'True', 'and', 'as', 'assert', 'break', 'class', 'continue', 'def', 'del', 'elif', 'else',
                                          'except', 'finally', 'for', 'from', 'global', 'if', 'import', 'in', 'is', 'lambda', 'nonlocal', 'not', 'or',
                                          'pass', 'raise', 'return', 'try', 'while', 'with', 'yield']
                                          

                                          算術演算子

                                          数値計算に使う演算子一覧表

                                          演算子 意味 結果
                                          + 足し算 2 + 3 5
                                          - 引き算 5 - 3 2
                                          * 掛け算 2 * 3 6
                                          / 割り算 6 / 2 3.0
                                          // 7 // 3 2
                                          % 剰余 7 % 3 1
                                          ** 累乗 2 ** 3 8


                                          代入演算子

                                          変数への計算結果の代入が完結に記述できる。

                                          演算子 説明
                                          += a += b a = a + b
                                          -= a -= b a = a - b
                                          *= a *= b a = a * b
                                          /= a /= b a = a / b

                                          pythonでは、1足したり1引いたりする ++ 、--は使えない。

                                          
                                          #具体例
                                          a = 10
                                          b = 5
                                          
                                          a += b
                                          print(a)
                                          
                                          a = 10
                                          a -= b
                                          print(b)
                                          
                                          a = 10
                                          a *= b
                                          print(a)
                                          
                                          a = 10
                                          a /= b
                                          print(a)
                                          
                                          #実行結果
                                          15
                                          5
                                          50
                                          2.0
                                          



                                          今回はここまで。
                                          次回はリストとタプル

                                          初めは退屈。でも基本が大事。


                                          0 件のコメント :